2013/09/13

pulp fiction




おもしろかったの一言!


何で今まで見なかったんだろう。


今まで観た作品の中でも指折りの大好きな映画、
「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」を観た時の爽快感に似てた。



簡潔な感想は、
"会話で始まり会話に終わる"って印象。


ストーリーのキーになる会話からくだらない会話まで、ただただ会話が印象に残った。







トップバッターはこちらのカップルがダイナーでおしゃべり。




悪どい計画をしているのとは裏腹に、

"パンプキン" と "ハニーバニー"

って可愛いあだ名で呼び合うふたり。











お次にこの2人組による車の中でのくだらない会話。




今から他人をシメに行くのに直前までぺちゃくちゃ。笑








そしてサミュエルのキレ芸がここで爆発!笑




めっちゃこわいの。面白いけど。


面白い人と怖い人って紙一重なのかもしれない。








ちなみに、、バンクシーが描いたこの有名なシーンのグラフティは現在塗りつぶされちゃったらしい…残念。











さて、お待ちかねのユマの登場。


ミア(ユマ)とビンセント(トラボルタ)の初対面どうしの会話。




「気まずいの苦手。なんか話題考えといて。」

って目の前の美人に言われるトラボルタさん。








バニラシェイクが似合う女。

記憶に残るぐらい美味しそうなシェイクだった。









そして二人でツイストダンス♪

トラボルタだからこその演出にニヤリ。




トラボルタはこの映画で低迷期から復活できたんだって。





いぇーい、ぴ〜す✌











色んな人物が中心となるストーリーが入り乱れるこの作品。


ブルース・ウィリス演じるブッチもその中のひとり。


変な女ドライバーに絡まれるブルース・ウィリス。笑


このシーン、タクシーの外がモノクロアニメみたいに見えたんだけど気のせいかな?


もしそうだったとしたらユニークだなー。





そしてこのブルース演じる男・ブッチがなかなか人間味溢れてて良かった!笑



八百長に失敗して逃走するブッチ(ブルース)。


発つ朝、連れの女が形見の時計を忘れた事にキレるんだけど、我に返り冷静に。。



と思ったら車の中で1人になった瞬間、



  「あのクソ女が!!!」



うんうん、わかるわかるよ、やっぱムカつくよね笑






形見を取りに戻った自宅にて、待ち伏せいない♪と思って調子乗ってトーストしたり。笑




色々あって追っ手であったボス・マーセルスと一緒に何故かホモの警官に捕まっちゃって、でも何とか逃げ出したんだけど何かピン!ときちゃったブッチ。



日本刀片手に(笑)マーセルスを助けに戻ります。



八百長の事をチャラにしてもらおーって魂胆で…。ずる賢い。笑









そしてクライマックスは時間軸が戻り、オープニングのダイナーへと。



この安っぽいダイナーなんか好き。

美味し不味そうなパンケーキ。笑






で、忘れかけてた冒頭のカップルが出てきて…



こうなって↓






こうなって↓






こうなります↓


どのシーンもそうなんだけどとにかく先が読めなくて、特にこのシーンはまるで格闘技を見てるようにハラハラしながら食い入るように観てました。




いい意味で何かよくわからなくて、
ただ娯楽というのも絶対違うし、
この映画で何かを考えたり学んだってことも無いんだけど、逆にそれが良い!ってのが新感覚で、


とっても面白い作品でした。




だって好きって気持ちには理由は無いもんね。っていうのと似てる。笑




私の中で、

『お、これは!!』

っていう感覚が何かしらに対して年に一回か二回降りてくるんだけど、
この映画は間違い無くその"何かしら"だった。






あと忘れてはいけないのが、
Mr.ウルフ(ハーベイ・カイテル)



超渋い男。

自分の任務を着実にこなす。

余計な感情は一切見せず慕う者には友好的な、この作品で唯一のナイスガイかも。



全然関係無いけど。
タクシードライバーに出演していた若い頃のハーベイ・カイテルがダイヤモンド✡ユカイに似てると思うのは私だけかな?




とにかくまた好きな映画が増えて嬉しい限り。







〜fin〜






atsuko